先日、熊本と大分で大規模な地震が発生しました。
震災の被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
1日も早い復興を願います。
これからのことを考えて、私が経験した3.11東日本大震災の体験談をシリーズに分けて投稿したいと考えてます。
尚、更新に時間がかかりますので、予め御了承下さいませ。
1回目は、ガソリンスタンドについて書きたいと思います。
先日、熊本・大分でも、ガソリンスタンドに長蛇の列ができるくらい同じようなことを経験していた方々が多いと思います。
今回の震災に限らず、今後のことを考えて書きたいと思います。
東日本大震災が発生した直後、私は、当時青森の八戸に住んでいましたが、発生直後、停電になりました。
停電が復旧するまでの間、ガソリンスタンドは閉店していました。
約3日〜4日間停電状態でした。
復旧してから、ガソリンスタンドは長蛇の列が出来るようになり、次第に燃料が品切れ状態や、在庫切れが発生してしまい、交通機関の減便や配送関係などに影響がいきました。
そこで、ガソリンスタンドになるべく行かないようにする方法を紹介したいと思います。
<ポイント>
・車の燃料を常に満タンにしておくこと。
・車を選ぶなら、出来たらエコカーに!
・燃費が良くかつ、燃料タンクが大きい車に!
・地震発生直後は、寒いからエンジンをかけっぱなしにしない。
・最低限な用事以外はあまり車を使わないようにする。
①車の燃料を常に満タンにしておくこと。
停電になるとガソリンスタンドも営業しなくなるのです。
今は、災害対応型給油所が出てくるようになりましたが、まだ普及していないのが現状です。
更に、東日本大震災の時は、ガソリンが品切れ状態が出たり、給油量の規制が
1台10Lまでとかやっていました。
そして、ガソリンスタンドに入れるまでに3〜4時間かかるくらい大行列が待っているのです。
時間が経っていくにつれトイレも近くなります。
②車を選ぶなら、出来たらエコカーに!
エコカーと書きましたが、今は、ガソリン以外に、クリーンディーゼル車・タクシーで使われているLPガス車、天然ガス車などあります。
実は、軽油専門に取り扱っているガソリンスタンドでは、場所によっては在庫切れにあまりならないみたいです。
中には、軽油は品切れにならなくて、普通に給油できたと言っていたことを耳にしたことがあります。
ガス車は、ガソリンと違い、在庫切れの心配がないのです。
なぜなら、タクシー以外あまり普及していないからです。
ぜひ、LPガス車を一般向けに市販化してほしいと震災後思いました。
ただ、電気自動車だと、停電してしまうと、充電できなくなるので、不便だと感じます。
③燃費が良くかつ、燃料タンクが大きい車に!
私は、ダイハツミラ l700S 5MTに乗っていました。
東日本大震災発生していたときの燃料計が4分の3になっていました。
発生前に給油しておいたので、ある程度持つことができました。
更に、ミラl700Sの燃料タンク容量ですが、40Lでした。
13日間燃料をもつことができ、ガソリンスタンドに行った回数が、3回で済みました。
10Lしか給油していないので、なんとか、詰めるだけ詰めておいたので、なんとか確保することができました。
実燃費が20km/l前後だったのもあります。
④地震発生直後は、寒いからエンジンをかけっぱなしにしない。
震災後、近所で見かけたのは、停電で暖房が使えないから、車のエンジンをかけて1日過ごしていた方を見かけました。
後日、非常用道具について詳しく触れますが、反射式のストーブと灯油を常時用意して、ガソリンを消費しないようにしておいたほうがいいと思いました。
⑤最低限な用事以外はあまり車を使わないようにする。
最低限な用事以外は、自動車・2輪車の利用は避けて、できるだけ自転車を利用したほうがいいと思います。
東日本大震災直後、売れたのは自転車です。品切れ状態も発生するくらい人気でした。
自転車だと、燃料使わなくて済むから、何かあっても使うことができるからです。
以上のことを是非参考にして行動してみてはいかがでしょうか?!